SkillStack Lab 運営者の「スタック」です。
バックオフィス業務や日常の定型作業をAIで効率化したいけれど、どうやってツールを選んで、どう使えばいいのか悩んでいませんか。
特に、最近話題のclaude codeのskillsに関するおすすめの活用法や、PythonやGASを用いたスクリプトの自作、そしてVBAからの移行について気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、管理部門や情シス担当者の視点から、実際に業務改善に取り組んだ経験を交えて、実践的な使い方や注意すべき落とし穴まで詳しく解説していきます。
最後まで読んでいただければ、AIツールを業務にどう組み込むべきか、その具体的なイメージが掴めるはずです。

- ターミナル環境で動くツールの基本的な仕組みと他ツールとの違い
- バックオフィス業務を自動化するPythonやGASの実践的なスクリプト作成例
- コード生成AIの導入によって生じる属人化や保守に関する潜在的なリスク
- 定型業務の効率化において自作スクリプトより専用SaaSを選ぶべき理由
claude codeのskillsに関するおすすめ活用
最近はAIを使ってプログラムを書くのが当たり前になってきましたが、その中でも特に自律的に動く開発ツールが大きな注目を集めています。
ここでは、具体的な特徴や、管理部門の日常業務にどう活かせるのか、私なりの視点で解説していきますね。

ターミナルでの本来の使い方
まず最初にお伝えしておきたい重要なポイントがあります。
このツールは、Webサイトにログインしてチャット画面にプロンプトを打ち込むようなスタイルではありません。黒い画面でおなじみのターミナル環境(CLI)で直接コマンドを叩いて動かす、完全に開発者向けのツールなんです。
通常のAIチャットだと、ブラウザ上でコードを生成させて、それを自分のパソコンのファイルに手作業でコピペする必要がありますよね。
でも、この環境なら手元のパソコンにあるフォルダやファイルを直接AIに読み込ませることができます。
「このフォルダ内のデータを整理するスクリプトを作って」とターミナル上で指示を出すだけで、AIが自律的に動きます。
必要なライブラリのインストールからファイルの作成、既存コードの修正までを一気にやってくれるので、ブラウザとエディタを行き来する手間がないのが最大の魅力ですね。
開発環境の構築という最初のハードルさえ乗り越えれば、作業スピードは劇的に上がります。
CursorやCopilotとの比較
よく比較される他のAIエディタとの違いについても触れておきましょう。AIコーディングツールと一口に言っても、設計思想が全く異なります。
例えば、GitHub Copilotはエディタと一体化していて、人間がコードを書いている途中に「次はこう書くんでしょ?」と先回りして補完してくれるタイプです。
CursorはAI専用に作られたエディタで、チャットで相談しながら画面上のコードを部分的に書き換えていく作業に特化しています。
一方で、今回紹介しているツールは、ターミナルから「何を変更すべきか」という抽象的なタスクの指示を出して、あとはAIに手順を丸投げするアプローチを取っています。
複数ファイルにまたがる一括処理や、ディレクトリ全体の構成を変えるような大掛かりな作業に向いていますね。
主なツールの特徴
それぞれのツールには得意な領域が異なります。
現在のスキルレベルや、やりたい業務の規模に合わせて使い分けるのがベストかなと思います。
| ツール名 | 基本スタイル | 得意なこと | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| GitHub Copilot | エディタ内補完 | 定型コードの高速入力 | 月額約10〜39ドル |
| Cursor | AI専用エディタ | 対話しながらの部分修正 | 月額約20〜40ドル |
| Claude Code | ターミナル操作 | 複数ファイルの一括処理 | 従量課金制(API利用) |
※表内の費用や仕様に関する数値データはあくまで一般的な目安です。利用状況や為替レート、契約プランによって変動するため、正確な情報は必ず各ツールの公式サイトをご確認ください。
Excel統合の自動化実例
ここからは、私が実際にバックオフィスの業務改善で試した体験談をお話しします。
管理部門でよくあるのが、「毎月各部署から送られてくる、微妙にフォーマットの違うエクセルファイルを1つにまとめる」という苦行のような作業です。
列の名前が「氏名」だったり「名前」だったり、空白行が混ざっていたりと、手作業でやると本当に時間がかかります。
Pythonを使ったデータ統合
そこで、ターミナルから「指定したフォルダ内にある複数のエクセルを読み込み、列名のゆらぎを吸収して1つのデータフレームに結合するPythonスクリプトを作成して」と指示を出してみました。
すると、Pandasというデータ分析用の強力なライブラリを使った見事な統合スクリプトをあっという間に生成してくれたんです。
さらに、エラーが出たファイルはスキップしてログに残す、といった気の利いた処理まで含まれていました。自分で一からPythonの文法を調べて書く手間が省け、月末の作業時間が数時間単位で短縮されました。
GAS生成で業務効率を上げる
もう一つの実例が、Googleスプレッドシートを操作するGAS(Google Apps Script)の生成です。
社内の問い合わせ管理をスプレッドシートで行っていたのですが、担当者がシートをずっと監視するわけにもいかず、特定のステータスが変わった時にSlackへ自動通知する仕組みが欲しいと考えていました。
これも、ターミナル上で「スプレッドシートのC列が『完了』になったら、該当行のデータを指定のWebhook URLに送信するGASを書いて。ただし、連続して通知が飛ばないようにフラグを立てて」とお願いしてみました。
結果として、APIの通信エラーが起きた際のリトライ処理まで含まれた実用的なコードがすぐに出力されました。
GAS特有のお作法やトリガーの設定方法まで丁寧にコメントアウトで解説してくれたので、そのままコピペして設定するだけで動きました。
公式ドキュメントを読み込んで四苦八苦していた昔を思うと、本当に便利な時代になったと感じます。

定型業務スクリプトの自作
このように、特定の知識や手順をパッケージ化した機能を上手く活用することで、社内固有のルールに沿ったスクリプトを簡単に自作できるようになりました。
少しのプロンプトの工夫で、まるで専属の優秀なプログラマーが隣にいるかのように、自分の手でどんどん業務ツールを作っていくことができます。
ちょっとしたデータ変換ツールや、社内向けのシンプルな入力フォームの裏側など、「システム開発会社に頼むほどではないけれど、手作業だと面倒なこと」を解決するにはうってつけです。
しかし、ここで手放しに喜んでばかりもいられません。
プログラミングの専門知識がなくても簡単にツールを作れるようになった裏側には、管理部門として絶対に見過ごせない大きな落とし穴が潜んでいるからです。
claude codeのskillsがおすすめな人
ここまで非常に便利な使い方を紹介してきましたが、この仕組みを社内の誰にでも無条件でおすすめできるわけではありません。
AIが簡単にコードを書いてくれるようになったからこそ、新しく生まれる「見えないコスト」について、元情シスとしてのリアルな本音をお話しします。

元情シス視点の属人化リスク
スクリプトを簡単に作れるのは素晴らしいことですが、問題は「その自作ツールが動かなくなった時に、一体誰が直すのか」ということです。
最近は現場の担当者が自らAIを使ってコードを生成し、とりあえず動くからと日常業務に組み込んでしまうケースが後を絶ちません。
しかし、AIに作らせたコードの「中身のロジック」を完全に理解していない状態で運用するのは非常に危険です。
その担当者が異動したり退職したりした瞬間に、そのスクリプトは社内の誰も触れない完全なブラックボックスと化します。エラーが出ても対処できず、業務がストップしてしまう。これは企業にとって非常に大きなリスクだと言えます。

VBA時代と同じ保守の課題
この構図、ITリテラシーのある方ならどこかで見たことがありませんか。
そうです、昔の「特定のパソコンの大先生(エクセルVBA職人)が残していった、誰も解読できない謎の巨大マクロ」と全く同じ問題なんです。
近年、日本企業でもデジタル化が進んでいますが、AIの導入と運用を担う人材の不足は深刻な課題となっています(出典:総務省『令和6年版 情報通信白書』)。
AIの登場でコードを書くハードルは圧倒的に下がりましたが、プログラムを長期間にわたって保守・運用していく難しさは、VBA時代から何も変わっていません。
むしろ、人間が書くよりも複雑で高度なコード(時にはオーバースペックな設計)をAIがパッと出力してしまう分、後から引き継いだ人が解読する難易度は、昔の単純なマクロよりも跳ね上がっているかも、と感じることすらあります。
コード生成後のメンテの罠

「エラーが出たら、その時にまたAIにコードを読み込ませて直させればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、これも現実の業務ではそう上手くはいきません。
連携している外部サービスのAPI仕様が変更されたり、社内のネットワーク環境やセキュリティ要件が変わったりした際、古いコードをAIに渡して「エラーが出るから直して」と曖昧に頼んでも、根本的な原因(文脈)が伝わらなければ、全く見当違いの修正案を出してくることがよくあります。
AIは魔法の杖ではなく、現状を正しく入力しないと正しい答えを出せないからです。
結局のところ、最終的には人間がコードを読んで原因の切り分けを行い、正しい方向へとAIを導いてあげる必要があります。
プログラミングの基礎的な仕組みやエラーログの読み方が分からないまま、業務の中核となるシステムの運用を続けるのは、目隠しで車を運転するようなものです。

自作より専用SaaSが最適解
では、現場の効率化を求める管理部門はどうすべきなのか。
私の結論は、「全社に関わるような定型業務は自作するのではなく、専門のSaaSツールに任せるのが最適解」だということです。
例えば、経費精算、勤怠管理、バラバラのフォーマットによるデータ統合や請求書の自動読み取りなどは、すでに洗練されたクラウドサービス(SaaS)が山のように存在します。
確かに月額費用はかかりますが、それは単なるシステム利用料ではなく「システムの継続的な保守・OSのアップデート対応・最新のセキュリティ対策をプロフェッショナルに丸投げする費用」です。
自作スクリプトが引き起こす属人化リスクや、突然のトラブル対応で失われる情シス部門の人件費をトータルで考えれば、SaaSの導入は結果的に安上がりになることがほとんどですね。
※導入するSaaSシステムや、AIツールで扱うデータの機密性(個人情報や社外秘データなど)によっては、企業のセキュリティ基準やコンプライアンス面での厳密な確認が必要です。
最終的な判断や社内ルールの策定は、必ず社内の法務担当やセキュリティの専門家にご相談ください。

💡 AIで「令和のVBA(時限爆弾)」を量産する前に、専用SaaSに丸投げしませんか?
記事でお伝えした通り、AIを使えば誰でも一瞬で高度な自動化ツールを作れるようになりました。しかし、それは同時に**「作った本人すら直せないブラックボックス」を社内に量産してしまう危険性をはらんでいます。
前任者が残した謎のエクセルマクロに苦しめられた経験があるなら、AIで同じ過ち(属人化)を繰り返してはいけません。
経費精算やデータ集計などのバックオフィス定型業務は、自作ツールで消耗するのではなく、**エラー対応やアップデートをプロのベンダーに完全丸投げできる「SaaS」**を活用するのが、管理部門の鉄則です。
「誰かが休むと回らない属人化をなくしたい」 「システムのエラー対応で自分の業務時間を奪われたくない」
そんな不安を抱える担当者に向けて、元情シスの視点で実務にすぐ導入できる「脱・自作(脱エクセル)SaaSツール」を厳選しました。いきなり大掛かりな稟議は不要です。まずは無料で試せるツールから、保守から解放される圧倒的な「安心感」を手に入れてください。
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claude codeのskillsに関するおすすめ総括
AIを活用した開発ツールは、エンジニアの生産性を飛躍的に高める魔法のような存在です。
ターミナルから自律的に業務をこなしてくれる体験は、一度味わうと手放せなくなるほど強力ですし、個人の手元の作業を効率化する上では最高のパートナーになります。
しかし、非エンジニアや管理部門が「有料SaaSの代わり」として、組織の基盤となる業務システムを自作する用途で使うのは、長期的な保守の観点から絶対におすすめしません。
AIツールはあくまで「個人の作業効率をブーストするための一時的な補助ツール」として割り切って使い、組織全体に関わる重要な業務フローやデータの蓄積には、信頼できる専用のSaaSを導入してプロに運用を任せる。
この「作るもの」と「買うもの」の明確な切り分けこそが、現代の情シスや管理部門に求められる真のバランス感覚ではないでしょうか。
