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Claude Codeを使っていて、「モデルを変更するにはどうすればいい?」「SonnetとOpusはどう使い分ければいい?」「opusplanやeffortって何?」と迷っていませんか。
Claude Codeでは、作業内容に応じて利用するAIモデルを変更できます。
しかも2026年現在は、単純にSonnet・Opus・Haikuを選ぶだけではありません。計画時だけOpusを使う「opusplan」や、推論量を調整する「effort」も用意されています。
結論から言えば、まず覚えておきたいのは/modelです。
/model
Claude Codeのセッション中にこのコマンドを実行すると、利用可能なモデルを確認して切り替えられます。
この記事では、元情シスで現在は中小企業の管理部門長としてAIや業務自動化に取り組む私の視点から、Claude Codeのモデル変更方法と、コスト・速度・推論性能を考えた実務的な使い分けを整理します。
- Claude Codeでモデルを変更する4つの方法
- Sonnet・Opus・Haikuの使い分け
- opusplanを使うメリットと設定方法
- Adaptive Thinkingとeffortの違い
- VS Codeでモデルを変更する方法
- サブスクとAPI課金で注意すべき設定
Claude Codeのモデル変更は「/model」が基本
Claude Codeを起動したあと、現在のモデルを変更したい場合は/modelを使うのが最も簡単です。
/model
モデル選択画面が表示されるので、そのセッションで利用したいモデルを選びます。
モデル名が分かっていれば、直接指定することもできます。
/model sonnet
/model opus
/model haiku
/model opusplan
現在のClaude Codeでは、正確なバージョン番号ではなく「sonnet」「opus」などのエイリアスを使う方法があります。
エイリアスは、その環境で推奨されるモデルへ解決されるため、「Claude Opus ○○」のような具体的なバージョン名を毎回覚える必要がありません。
モデルは頻繁に更新されるため、通常利用ではエイリアスを使い、特定バージョンへ固定する必要がある場合だけ完全なモデル名を指定する運用が分かりやすいでしょう。
公式情報:Anthropic「Model configuration」
モデル変更を次回以降も反映させる方法
現在のClaude Codeでは、対話セッション内で/modelからモデルを選択すると、その選択をユーザー設定へ保存できます。
モデルピッカーでは、通常の選択なら次回以降のデフォルトとして保存でき、セッションだけ変更したい場合は一時的な切り替えも可能です。
「今日は複雑な作業だからOpusを使いたいが、普段はSonnetに戻したい」といった場合は、一時的な切り替えを利用すると便利です。
Claude Codeでモデルを変更する4つの方法
Claude Codeでは、用途に合わせてモデルを指定する方法が複数あります。
| 方法 | 設定例 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| セッション中 | /model opus |
作業途中で切り替える |
| 起動時 | claude --model opus |
そのセッションだけ指定する |
| 環境変数 | ANTHROPIC_MODEL |
環境ごとにモデルを指定する |
| settings | "model": "sonnet" |
基本モデルを設定する |
セッション中に変更する
普段使うなら、この方法だけ覚えておけば十分です。
/model opus
その場でモデルを変更できます。
利用可能なモデルが分からなければ、引数を付けずに/modelを実行しましょう。
Claude Code起動時に指定する
Claude Codeを起動するときからモデルを固定したい場合は、--modelを利用します。
claude --model sonnet
別のターミナルではOpusを使う、といった並行作業もしやすくなります。
settings.jsonで基本モデルを指定する
設定ファイルへモデルを指定する方法もあります。
{
"model": "sonnet"
}
チームやプロジェクトで基本となるモデルをそろえたい場合に利用できます。
ただし、企業環境では管理者が利用可能なモデルを制限したり、組織のデフォルトモデルを設定したりすることもできます。
「自分ではOpusを選んだはずなのに、次回起動すると戻ってしまう」ときは、組織やプロジェクト側の設定も確認してください。
Sonnet・Opus・Haikuはどう使い分ける?
モデル変更で一番悩むのが、「結局どのモデルを選べばよいのか」という点ですよね。
基本的には、普段はSonnet、難しい問題はOpus、軽い処理はHaikuという考え方から始めると分かりやすいです。
| モデル設定 | 特徴 | 向いている作業 |
|---|---|---|
| sonnet | 性能・速度・利用量のバランス | 普段のコード作成、修正、調査 |
| opus | 複雑な推論を重視 | 設計、難しいデバッグ、複雑な原因分析 |
| haiku | 高速・軽量 | 単純な変更、分類、定型的な処理 |
| opusplan | 計画はOpus、実装はSonnet | 設計品質と実行効率を両立したい作業 |
| default | 契約・組織設定に応じた推奨モデル | モデルを細かく選びたくない場合 |
ただし、「軽い作業なら必ずHaikuの方が安い」「難しい作業なら必ずOpusの方が得」と単純には決まりません。
能力が足りないモデルで何度もやり直せば、かえって利用量や作業時間が増えることがあります。
モデル単価だけではなく、一度の指示でどこまで正しく完了できるかまで含めて考えることが重要です。
opusplanなら計画はOpus・実装はSonnetにできる
Claude Codeのモデル設定で特に実用的なのがopusplanです。
これは単独のモデル名ではなく、Plan modeではOpusを使い、実際のコード生成・実装ではSonnetへ切り替えるハイブリッド設定です。
/model opusplan
起動時から使う場合は次のように指定できます。
claude --model opusplan
opusplanが向いているケース
例えば、既存システムへ大きな機能を追加するとします。
最初に必要なのは、
- どのファイルが関係するか
- 現在の設計をどう変えるか
- 既存機能への影響はないか
- どんなテストが必要か
といった設計判断です。
この部分にはOpusを使い、方針が固まった後の実装をSonnetへ渡すことで、複雑な判断に強いモデルと実装効率のよいモデルを使い分けられます。
「ずっとOpusを使うほどではないけれど、設計だけはしっかり考えさせたい」というケースでは便利な選択肢です。
公式情報:Anthropic「opusplan model setting」
Adaptive Thinkingとeffortで推論量を調整する
現在のClaude Codeでは、「どのモデルを使うか」だけでなく、そのモデルにどれくらい推論リソースを使わせるかも重要です。
Adaptive Thinkingなどと呼ばれる適応型の推論では、タスクの難易度に応じてモデルが推論量を調整します。
Claude Codeでは、その度合いをeffortで調整できます。
/effort
モデルによって利用できる段階は異なりますが、主に次のようなレベルがあります。
| effort | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| low | 速度・利用量を優先 | 短く明確な単純作業 |
| medium | コストを抑えたい作業 | 定型的な修正 |
| high | 性能とのバランス | 一般的なコーディング |
| xhigh | より深い推論 | 複雑な設計・調査 |
| max | 利用可能な範囲で深い推論 | 特に難しい問題を検証するとき |
例えば、軽い処理なら次のように指定できます。
/effort low
難しいデバッグなら、
/effort high
と切り替えられます。
モデル本来の設定へ戻す場合は、
/effort auto
と指定します。
モデル変更とeffort変更は別物
ここは混同しやすいポイントです。
/modelはどのモデルを使うかを変更します。
/effortは対応モデルでどの程度の推論リソースを使うかを調整します。
そのため、
/model sonnet
/effort high
のように組み合わせて利用できます。
最初からすべてを最大設定にする必要はありません。
通常はデフォルト設定から始め、回答が浅い、原因分析が足りない、と感じたときにeffortを上げる方が分かりやすいでしょう。
公式情報:Anthropic「Adjust effort level」
VS CodeでもClaude Codeのモデルを変更できる
「黒いターミナルは少し苦手」という方は、VS CodeのClaude Code拡張機能を使う方法もあります。
2026年現在、AnthropicはVS Code向けの公式Claude Code拡張機能を提供しています。
拡張機能では、
- コードを見ながらClaudeへ質問する
- 変更差分を確認する
- ファイルや行を指定して質問する
- 実装前のPlanを確認する
- 過去のセッションを再開する
といった操作がGUIで行えます。
Claude Codeパネル内でもスラッシュコマンドを利用できるため、モデル変更を含む設定を確認できます。
一方、一部の機能はCLI側で利用する必要があります。
VS Codeを使うからCLIが不要になるというより、普段はGUIで作業し、必要に応じてVS Code内のターミナルからCLIを使うと考えると分かりやすいです。
公式情報:Anthropic「Use Claude Code in VS Code」
Claude Codeの料金はモデル単価だけで考えない
Claude Codeのモデル変更を調べている方の中には、「Opusは高いからSonnetへ変更した方がよいのでは」とコストを気にしている方も多いでしょう。
ここで重要なのが、Claude Codeにはサブスクリプション利用と従量課金利用があることです。
Pro・MaxでもClaude Codeを使える
個人ユーザーの場合、Claude ProやMaxの利用枠からClaude Codeを利用できます。
| プラン | 米国Web価格の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Pro | 月額20ドル | まずClaude Codeを使いたい人 |
| Max 5x | 月額100ドル | 利用量が多い人 |
| Max 20x | 月額200ドル | 日常的に大量利用する人 |
TeamやEnterpriseでもClaude Codeを利用できます。
プラン料金や利用枠は変更される可能性があるため、契約時には必ず公式情報を確認してください。
公式情報:Anthropic「Choose a Claude plan」
ANTHROPIC_API_KEYがあるとAPI課金になる点に注意
Claude Codeで特に注意してほしいのが、PCの環境変数にANTHROPIC_API_KEYが設定されているケースです。
Claude ProやMaxへ加入していても、APIキーによる認証が有効になっていると、サブスクリプションの利用枠ではなくAPI利用として課金される場合があります。
「Maxに入っているからAPI料金は発生しない」と思い込まないよう注意してください。
サブスクリプションの範囲だけで使いたい場合は、どの認証方法でClaude Codeへログインしているかを確認しておきましょう。
公式情報:Anthropic「Use Claude Code with your Pro or Max plan」
利用量はモデル以外にも左右される
Claude Codeの利用量は、単純に「Opusだから多い」「Sonnetだから少ない」とだけ考えるものではありません。
例えば、
- 会話やコンテキストが長い
- 大きなコードベースを読ませる
- effortを高くする
- subagentを多数利用する
- 並列処理を多用する
といった使い方でも利用量は増えます。
VS Codeでは/usageから利用状況を確認できるため、モデル選びだけでなく実際の使い方も見直しましょう。
Claude CodeをOllamaのローカルモデルへ変更できる?
Claude Codeのモデル変更について調べると、「Ollamaを接続してローカルLLMで動かせないか」と考える方もいるでしょう。
ここは注意が必要です。
Claude CodeにはLLM Gatewayを介して通信先を変更する仕組みがありますが、Anthropic公式はClaude Codeを非Claudeモデルへルーティングする利用をサポートしていません。
そのため、Ollama等へ向ける非公式な構成が技術的に紹介されていたとしても、通常のClaude Codeと同じ互換性・動作・サポートを期待するべきではありません。
また、「ローカルモデルなら情報漏洩リスクがゼロ」とも言い切れません。
モデルだけでなく、ログ、接続ツール、MCP、ファイル権限、端末管理なども含めたセキュリティ設計が必要です。
企業でClaude Codeを利用する場合は、公式に対応しているAnthropic APIや各クラウドプロバイダー、組織向けGateway構成から検討する方が管理しやすいでしょう。
公式情報:Anthropic「Other LLM gateways」
実務ではモデル変更より「タスクの切り分け」が重要
Claude Codeのモデルを変更できるようになると、「全部Opusにすれば一番賢いのでは」「Haikuにすれば一番安くなるのでは」と考えたくなります。
しかし実務では、モデル選び以上にAIへ何を任せるかを明確にすることが重要です。
| タスク | 考え方 |
|---|---|
| 軽いコード修正 | まずSonnetやHaikuを検討 |
| 通常の実装・デバッグ | Sonnetを中心に使う |
| 複雑な原因分析・設計 | Opusを検討 |
| 設計と実装を分けたい | opusplanを検討 |
| 回答が浅い | モデル変更前にeffortも確認 |
| 毎日必ず動く基幹業務 | モデル選び以前に保守・権限・業務基盤を確認 |
Claude Codeそのものの特徴や、どんな作業まで任せられるかを整理したい方は、Claude Codeの何がすごいのかを解説した記事も参考にしてください。
また、AIで作ったコードを継続運用するときの保守や属人化については、Claude Codeでアプリを開発するときの注意点で詳しく解説しています。
Claude Codeのモデル変更に関するよくある質問
まとめ|普段はSonnet、難問はOpus、設計と実装ならopusplan
Claude Codeでモデルを変更する基本操作はシンプルです。
/model
まずはこれを覚えておけば、利用可能なモデルを確認しながら切り替えられます。
- 通常の作業はSonnetを基本にする
- 複雑な設計や原因分析ではOpusを検討する
- 軽い処理ではHaikuも選択肢にする
- 設計をOpus、実装をSonnetにしたいならopusplan
- 推論量を変えたい場合はeffortを調整する
- APIキーが設定されている場合は課金経路を確認する
一番大切なのは、「一番賢いモデルを常に使う」ことではありません。
作業の難易度に合わせてモデルとeffortを選び、必要なところだけ計算リソースを使うことが、Claude Codeを実務で使い続けるコツです。
モデルの使い分けができるようになったら、次は繰り返す作業をSkillsとして再利用できる形にすると、Claude Codeをさらに実務へ組み込みやすくなります。
\ 繰り返す作業をClaudeへ登録 /
